スキーツアーへGO!中学生だけでも行ける?

高校生くらいの年齢になると、友達同士でちょっとしたツアーに出掛けることってありますよね。それなりに適切な判断ができる年齢でもあり、親御さんも前向きに行かせてくれることもあるはず。一方、中学生の場合ですとやや事情が違ってきます。

もしスキーツアーに行きたいとなった時、子供だけで行くことはできるのでしょうか。ここではそんな気になる疑問や、気を付けたいポイントについて紹介していきます。

中学生でも参加OK!

そもそも中学生だけでも、スキーツアーに行けるのかどうかというと、行くこと自体は可能ですので安心して下さい。ツアー会社の中には、親御さんの同伴なしで、子供だけで行けるツアーを用意しているところもあります。

添乗員がいるのはもちろんのこと、引率のスタッフが参加者のアシストをばっちり行ってくれます。親代わりとして安全を見守りつつ、ケガなどの事故がないよう注意を払ってくれますので安心です。管理をするための専門スタッフが用意されているため、むしろ親と行くよりも安心な面もあるかもしれませんね。

ただ、中学生のみをOKにしているスキーツアーは、数としてはあまり多くありません。高校生以上の場合なら、保護者の同意書があれば参加できるところもそれなりにあり、選択肢も沢山持てるのですが、中学生だけの場合は保護者の同行を必須にしているところが少なくないのです。

中学生はまだ微妙な年齢でもあるため、拒否されてしまう可能性が小さくないことも併せて知っておきましょう。

宿泊のあるツアーの場合は?

日帰りのスキーツアーの場合なら、中学生だからといって参加ができないということはありません。しかし、宿泊を伴うツアー内容となると、難しくなる可能性が高いです。たとえ引率があるツアーだろうと、宿泊中の管理まで徹底させることはできません。

そうした中で、もしもケガをしたり、宿泊施設の備品を壊したりなどのトラブルが発生すれば、ツアー会社の責任問題にもなります。諸々のリスクを考慮した結果、中学生だけの参加をNGにしていることが多く、宿泊をする内容となると、実現は厳しいかもしれませんね。

親御さんの判断は?

中学生だけで行くためには、日帰りの場合でも保護者の同意が必要になります。そもそも、その同意を得られるのかどうかも大事なポイントでしょう。この点に関しては賛否両論あり、一概に答えを示すことはできません。自立心を鍛えるため、子供の思い出作りのためなどの理由で、快く送り出してくれるケースがある一方、まだ早いと考える親御さんも少なくありません。

友達同士で参加する場合、自分のところは大丈夫でも、友達が親にNGを出されてしまうというケースも十分に考えられます。計画倒れになってしまっては元も子もないため、まずは親をしっかりと説得することが先決と言えるでしょう。

危険はないの?

仮にスキーツアーに参加をするとして、ツアー自体に危険がないのかどうかも気になるところですよね。

スキーというと、ケガをするなどのトラブルを連想する人もいるはずですので、心配にもなるものです。

ただ、そこまで心配をする必要はないと言えるでしょう。スキー場では常にインストラクターが付き添いますし、遊ぶコースも初心者向けの、なだらかな場所をベースにすることが殆どです。身勝手な行動を取るなどすれば事情は違いますが、指導にきちんと従い行動をすれば、それほど危ないものではありません。

参加する上での注意点を厳守!

安全に楽しく参加をするには、注意点をきちんと守る姿勢を持つことも大切です。参加を反対する親御さんの中には恐らく、そういった部分を心配していることもあるはずですし、当事者の子供たちが、ツアーへ行くことへの意識を高くもって行動しなければいけません。

また、親御さんからも、その辺りの指導をきちんと行っておきたいところですね。では、どんな点に注意が必要なのかチェックをしてみましょう。

時間を守って行動する!

ツアーに参加する際の基本中の基本となるのが、時間を確実に守ることです。自分だけが参加しているわけではないため、もし身勝手に行動をすれば周りに迷惑が掛かる恐れがあります。遅刻や迷子などで出発が遅れるなどすると、その後のスケジュールを圧迫して狂わせてしまいますので、決められた時間は必ず守るようにしましょうね。

騒ぎ過ぎない!

友達同士でのツアーは楽しいものですよね。

親や学校の先生などの、時にはうるさくも感じる存在がいないわけですので、テンションも上がってしまうものではないでしょうか。

ただ、ツアーに参加する以上、あまりはしゃぎ過ぎてしまうのも良くありません。中学生だけで参加できるスキーツアーの場合、周りにも同世代がいて楽しい雰囲気ができ上がっているかもしれませんが、だからといって好き放題に騒いで良いということはないのです。

あまりうるさくし過ぎてしまうと迷惑になってしまいますので、節度ある行動を心掛けるようにしましょう。

関連記事:今年のスキーツアーはホテルグリーンプラザ白馬に泊まってスキーもグルメも満喫!

貴重品の管理を徹底する!

自分自身で貴重品をきちんと管理することも大切。あまり大金を持ち歩くことはないと思われますが、それでも財布やスマホ、カメラなどを盗まれるでもすれば大問題です。うっかり目を離したり落としたりすると、盗られてしまう心配もありますので、大事な物は肌身離さず持っておくようにしましょう。

また、どこかに置き忘れるといったケースもあるため、時折荷物を確認した方が安心です。紛失をしたら困るような物を持って行かないのもひとつの防止策ですから、不必要に荷物を増やさないようにするのもお勧めです。

移動の時にはしっかりと休もう!

中学生くらいですとまだまだ体力的に余裕が持てる年齢ですので、常に友達と会話をするなどして、はしゃいでしまうものですよね。

おまけにテンションも上がって移動中も寝付けないことがあるかもしれません。しかしスキーを存分に楽しむためにも、休める時はしっかりと休むことをお勧めします。ただでさえツアーという、不慣れであろうシチュエーションで疲れてしまう中、スキーのような体力を使うスポーツを行うとなると、思っている以上に消耗をしてしまうのです。

眠たくてぼんやりしていたり、体が疲れたりしていると、集中力を欠いてケガをしてしまう危険もあります。せっかくのツアーでケガをするのだけは避けたいものですので、自主管理を徹底して行動しなければいけません。

そうした管理がきちんとできてこそ、ツアーを存分に楽しむことができますので、参加する上での心得として持っておくようにしましょう。